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毎月の電気代、高いと感じていませんか
「最近、電気代の請求書を見るたびにため息が出る」「年金生活なのに、電気代がどんどん上がっている」「節約したいけれど、何から始めればいいのか分からない」――このような悩みを抱えている50代、60代の方は本当に多いです。
私も数年前、電気代が月に1万円を超えたときは驚きました。何も特別なことをしていないのに、なぜこんなに高いのかと不思議に思ったものです。しかし、電力会社の乗り換えと、ちょっとした工夫を組み合わせることで、月に3000円以上も安くすることができました。年間にすると3万円以上の節約です。
この記事では、シニア世代の皆さんが今すぐ実践できる電気代の節約方法を分かりやすく解説します。難しい知識は必要ありません。電力会社の乗り換え方から、日常生活でできる簡単な節約術まで、具体的にお伝えします。この記事を読めば、来月から確実に電気代を下げることができます。
電力会社を乗り換えるだけで電気代が安くなる理由
2016年に電力自由化が始まってから、私たちは自由に電力会社を選べるようになりました。これは、携帯電話会社を自由に選べるのと同じ仕組みです。以前は住んでいる地域によって電力会社が決まっていましたが、今は700社以上の会社から選べるようになっています。
**電力会社を乗り換えると、なぜ電気代が安くなるのでしょうか。**新しい電力会社は、大手電力会社よりも料金を安く設定して、お客さんを増やそうとしています。競争があるため、私たち消費者にとってはお得な料金プランが次々と登場しているのです。実際に、大手電力会社から新しい電力会社に乗り換えると、平均で年間1万円から2万円の節約になるケースが多いです。
**乗り換えのメリットは料金だけではありません。**携帯電話とセットで契約すると割引が受けられたり、ガスとまとめることでさらに安くなったりするプランもあります。また、電気を使うごとにポイントが貯まる会社や、動画配信サービスが無料で利用できる会社もあります。自分のライフスタイルに合った会社を選ぶことで、電気代の節約以上のメリットが得られます。
乗り換えには工事も不要です。「乗り換えると工事が必要なんじゃないの」と心配される方がいますが、まったく心配ありません。申し込みをするだけで、自動的に切り替わります。電気が止まることもありませんし、余計な費用がかかることもありません。今使っている電気のコンセントや機器はそのまま使えます。ただ請求書の送り先が変わるだけで、生活に何の影響もないのです。
電力会社を乗り換える3つのステップ
実際に電力会社を乗り換えるのは、思っている以上に簡単です。3つのステップで完了します。
**ステップ1は、現在の電気の使い方を確認することです。**毎月届く電気料金の明細書を用意してください。明細書には、1か月に使った電気の量(キロワットアワーという単位で書かれています)、月々の料金、契約アンペア(30アンペアや40アンペアといった数字)が記載されています。これらの情報をメモしておきましょう。もし明細書が見当たらない場合は、電力会社のホームページにログインすれば確認できます。
ステップ2は、どれくらい安くなるかシミュレーションすることです。「エネチェンジ」や「価格ドットコム」といった比較サイトを使うと便利です。郵便番号と、ステップ1でメモした電気の使用量を入力するだけで、今より安くなる電力会社とプランが自動的に表示されます。各社の料金を比較して、年間でどれくらい節約できるかが一目で分かります。私が初めて使ったときは、年間で1万8000円も安くなることが分かり、驚きました。
**ステップ3は、選んだ電力会社に申し込むことです。**申し込みは、インターネットか電話でできます。インターネットが苦手な方は、電話で申し込むことをおすすめします。オペレーターが丁寧に説明してくれるので安心です。申し込みの際には、現在使っている電力会社の「お客様番号」と「供給地点特定番号」という番号が必要になります。これらの番号は、電気料金の明細書に書かれています。申し込みが完了すると、1か月から2か月後に自動的に新しい電力会社に切り替わります。
乗り換えの手続きは、今使っている電力会社への連絡は不要です。新しい電力会社が代わりに解約手続きをしてくれます。スマートフォンで買い物をするのと同じくらい簡単なので、ぜひチャレンジしてみてください。
2025年おすすめの電力会社はこれです
どの電力会社を選べばいいのか迷う方のために、2025年現在おすすめの電力会社をご紹介します。
**一人暮らしや二人暮らしの方には「おてがるでんき」がおすすめです。**基本料金が無料のプランがあり、使った分だけの支払いになります。あまり電気を使わない月は特に安くなります。契約期間の縛りもなく、いつ解約しても解約金がかからないため、気軽に試すことができます。実際に私の友人も、この会社に乗り換えて月に2500円ほど安くなったと喜んでいました。
**家族で暮らしている方や、電気を多く使う方には「オクトパスエナジー」が人気です。**イギリス発の電力会社で、日本でも急速に利用者が増えています。電気の使用量が多いほど割引率が高くなる仕組みで、大家族やペットを飼っている家庭に向いています。また、環境に優しい再生可能エネルギーを使っているため、地球温暖化対策にも貢献できます。
**ガスも一緒に見直したい方には「東京ガス」や「大阪ガス」がおすすめです。**すでにこれらの会社でガスを契約している方は、電気もまとめることで「セット割引」が適用されます。請求書も1枚にまとまるため、家計管理が楽になります。私の妹は東京ガスで電気とガスをまとめて、年間で1万5000円ほど節約できたそうです。
**携帯電話とセットで安くしたい方は、携帯電話会社の電気プランを検討しましょう。**ドコモを使っている方は「ドコモでんき」、ソフトバンクを使っている方は「ソフトバンクでんき」、auを使っている方は「auでんき」といった具合に、同じ会社でまとめると割引が受けられます。携帯電話の料金と電気代が一緒に請求されるため、支払いも簡単です。
**とにかくシンプルに安くしたい方には「TERASELでんき」がおすすめです。**複雑な条件がなく、誰でも分かりやすい料金体系になっています。新規契約の際には、楽天ポイントやアマゾンギフト券などの特典がもらえるキャンペーンも実施しています。インターネットでの申し込みが簡単で、サポート体制もしっかりしています。
どの会社を選ぶ場合も、必ず公式ホームページで最新のキャンペーン情報を確認してください。時期によって、キャッシュバックや特典の内容が変わることがあります。
日常生活でできる電気代節約の5つのコツ
電力会社の乗り換えに加えて、日常生活でできる節約術を実践すれば、さらに電気代を下げることができます。難しいことは一切ありません。
**1つ目のコツは、エアコンの設定温度を見直すことです。**エアコンは家庭の電気代の中で最も大きな割合を占めています。夏は設定温度を1度高くする、冬は1度低くするだけで、年間で約1万円の節約になります。「暑さや寒さを我慢するのは健康に悪い」と思うかもしれませんが、設定温度を少し変えるだけなら、ほとんど体感は変わりません。また、エアコンのフィルターを月に1回掃除すると、効率が上がって電気代が安くなります。掃除機でホコリを吸い取るだけで十分です。
**2つ目のコツは、冷蔵庫の使い方を工夫することです。**冷蔵庫は24時間365日動き続けているため、ちょっとした工夫が大きな節約につながります。冷蔵庫の中にものを詰め込みすぎないこと、熱いものは冷ましてから入れること、扉の開け閉めを素早くすることを心がけましょう。また、冷蔵庫の設定温度を「強」から「中」に変えるだけで、年間約1500円の節約になります。夏以外は「弱」でも十分です。
**3つ目のコツは、照明をLEDに替えることです。**古い白熱電球や蛍光灯を使っている場合は、LED電球に交換しましょう。LED電球は値段が少し高いですが、電気代が約80%も安くなります。しかも寿命が10年以上と長いため、電球を交換する手間も減ります。最近のLEDは明るさも十分で、目にも優しいです。よく使う部屋の照明から順番に替えていくとよいでしょう。
**4つ目のコツは、待機電力を減らすことです。**使っていない家電製品でも、コンセントに差し込んだままだと電気を消費しています。これを待機電力といいます。テレビ、パソコン、電子レンジ、炊飯器などは、使わないときはコンセントから抜くか、スイッチ付きの延長コードを使って電源を切りましょう。待機電力を減らすだけで、年間約5000円の節約になります。
**5つ目のコツは、洗濯機や食器洗い機をまとめて使うことです。**洗濯機は少量を何度も回すより、ある程度まとめて洗った方が電気代も水道代も安くなります。ただし、詰め込みすぎると汚れが落ちにくくなるので、容量の8割程度を目安にしましょう。また、乾燥機能は電気代が高いため、天気の良い日は外に干すことをおすすめします。食器洗い機も同じで、食器がある程度たまってから回すと経済的です。
これらの5つのコツを実践すれば、電力会社の乗り換えと合わせて、年間で3万円から5万円の節約が可能です。無理なくできることから始めてみてください。
よくある質問にお答えします
電力会社の乗り換えや電気代の節約について、よくある質問にお答えします。
**「賃貸住宅でも電力会社を乗り換えられますか」**という質問をよくいただきます。答えは「はい、乗り換えられます」です。賃貸住宅でも、電力会社を選ぶのは入居者の自由です。大家さんや管理会社に許可をもらう必要はありません。ただし、スマートメーターという新しい電気メーターの設置工事が必要な場合があります。この工事は無料で、立ち会いも不要なことがほとんどですが、念のため大家さんに一言伝えておくと安心です。
**「電力会社を乗り換えると、停電しやすくなりませんか」**という心配もよく聞かれます。これは全く心配ありません。電気を送る電線や設備は、今までと同じものを使います。これらの設備は大手電力会社が管理しているため、どの電力会社を選んでも、停電の起きやすさや電気の品質は変わりません。台風などで停電したときの復旧作業も、今まで通り大手電力会社が行います。
**「途中で元の電力会社に戻せますか」**という質問もあります。もちろん戻せます。契約期間の縛りがない会社を選べば、いつでも無料で別の会社に乗り換えられます。「試しに変えてみたけれど、やっぱり元に戻したい」という場合も問題ありません。ただし、会社によっては2年契約で、途中で解約すると解約金がかかる場合もあるため、契約前に確認しておきましょう。
**「手続きはどれくらい時間がかかりますか」**というご質問もよくあります。申し込み自体は、インターネットなら10分程度、電話でも30分程度で完了します。実際に新しい電力会社に切り替わるのは、申し込みから1か月から2か月後です。これは、電気の使用量を計算する検針日のタイミングに合わせるためです。待っている間も、今まで通り電気は使えますし、何もする必要はありません。
**「一人暮らしだと乗り換えるメリットは少ないですか」**という質問もいただきます。実は、一人暮らしの方こそ乗り換えのメリットが大きい場合があります。最近は、電気の使用量が少ない人向けの格安プランが増えています。基本料金が無料のプランを選べば、使った分だけの支払いになるため、節約効果が大きいです。一人暮らしでも、年間で1万円以上安くなることは珍しくありません。
まとめ 今日から始められる電気代節約
電気代の節約は、決して難しくありません。電力会社の乗り換えと、日常生活でのちょっとした工夫を組み合わせれば、誰でも確実に電気代を下げることができます。
まず、電力会社の乗り換えを検討しましょう。比較サイトで料金をシミュレーションするだけでも、自分がどれくらい節約できるかが分かります。乗り換えに工事は不要で、申し込みをするだけで自動的に切り替わります。電気の品質も変わりませんし、停電が増えることもありません。
次に、日常生活でできる節約術を実践しましょう。エアコンの設定温度を見直す、冷蔵庫の使い方を工夫する、照明をLEDに替える、待機電力を減らす、洗濯機をまとめて使うといった5つのコツを意識するだけで、年間で数万円の節約になります。
電気代は毎月かかる固定費です。一度見直せば、その効果がずっと続きます。年金生活の中で、月に数千円の節約ができれば、その分を趣味や旅行、孫へのプレゼントに使えます。
「難しそう」「面倒くさい」と思わずに、まずは比較サイトで料金をシミュレーションすることから始めてみてください。きっと「こんなに安くなるのか」と驚くはずです。
電気代の節約は、家計を助けるだけでなく、地球環境にも優しい行動です。ぜひ今日から始めて、快適でお得な生活を手に入れましょう。
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